リネックスが所属しています「公益社団法人神奈川県産業資源循環協会/湘南・県西地区委員会」主催で行われました講習会に出席して来ました。
今回、神奈川県庁より2名の講師の方に来て頂き「SDGs達成に向けた神奈川県の取組」と「産業廃棄物の適正処理について」の二本立てで講演をして頂きました。最近、SDGsという言葉を色々な所で耳にする事が多いですが、何をどうすれば良いか?正直なところよくわからない、そんな状況だと思います。 |
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今回の講習会ではSDGsとは
「持続可能な開発目標」という基礎からスタートし、日本の取組、神奈川県の取組、そして今後、我々民間企業や個人での取組方などを教えて頂きました。まずはSDGsを道具にコミュニケーション、SDGsへの貢献を自社の強みに、そして日常のちょっとした事からSDGsを意識して「自分事」にする、ここからスタートですね。
続いて、排出事業者が気になる廃棄物処理についてのお話です。今回は中国輸入規制により受け入れ困難になった廃プラスチック問題、処分期限が決まっていますPCB廃棄物についての説明などがありました。
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現状、神奈川県内では適正に処理処分が出来ていますが、以前よりも処分単価は高騰していますし廃棄物の分別の徹底などが必要です。そして適正な処理処分を行う為には排出先として適正単価の支払いが重要になります。
PCBについては、高濃度PCBを含む「変圧器、コンデンサーetc」は令和5年3月31日までに処分、同じく高濃度PCBを含む「安定器etc」は令和6年3月31日までに処分、低濃度PCB廃棄物については令和10年3月31日までに処分となっています。工場や事務所などにありますPCBについてはもう一度ご確認して下さい。
今回の講習会では廃棄物業者、排出事業者ともに共通して勉強する事が出来て良かったと思います。やはりどちら側の立場でも同じ認識を持てる事は大切ですね。 |